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院長コラム『Dr.原口のご存じですか?』

若返り治療に使用される注入材料 Part.1

若返り治療(リジュビネーション)、隆鼻、豊胸に…
さまざまな注入材料での“注入治療”が広がっています!

 美容治療では若返り治療として注入治療が行われており、コラーゲンやヒアルロン酸といった成分はなじみ深いものになってきています。サプリメントや化粧品としてホームケア用品に使われており、美容外科ではしわやたるみを改善する若返り治療に使用されています。これらは「充填療法」と呼ばれる治療に使用される「注入材料」で、しわやたるみの治療だけでなく、一時的な隆鼻術・豊胸術としても使用されています。

厳しい認可制度 注入剤は医師の判断で適切な使用を
 国内で使用されている注入材料は年々増えていますが、美容を目的としたものでも厚生労働省が認可した製剤はごくわずかです。かつてはコラーゲンだけが認可されていましたが、近年になってヒアルロン酸製剤が認可されるようになりました。また、主成分は同じでも、品質や安全性が確認されたものでなければ認可されません。さまざまな注入治療が行われていますが、厚生労働省が認可した製剤での治療を除いて、製剤の品質や治療の安全性については医師の裁量権のもとで使用されているものとご理解ください。

体の中に入る注入剤 安心・安全な治療のために!
 注入療法を安心して受けるためには、使用する注入材料に気を付けることが大切です。体内に注射するため、アレルギー反応や異物反応に注意が必要です。厚生労働省が認可したコラーゲン製剤であっても、一定の確率でアレルギー反応が起きることが知られています。

  1. アレルギー反応について
     赤く、硬く、腫れあがり、痛みやかゆみなどの症状が現れます。顔など人に見えるところは、アレルギー反応が目立ち、隠すことも難しい状態になります。アレルギー反応が収まるまで数か月から1年近くの時間が必要になることがあります。
     コラーゲン治療の前に皮内テストを行ってアレルギー反応を起こすことがないか確認する必要があります。
     ヒアルロン酸はコラーゲンと比べてアレルギー反応を起こすことが少なく、厚生労働省に認可されたヒアルロン酸製剤が登場したため、近年ではヒアルロン酸での治療が主流になってきています。

  2. 異物反応について
     注入材料の中に安全性が確認されていない非吸収性物質が混ざっていると、異物反応を起こすことがあります。非吸収製剤は施術効果が長持ちする特性はありますが、吸収されないことによるデメリットがあります。皮膚がデコボコゆがんだり、数年経ってからアレルギー反応を起こしたりすることがあるだけでなく、トラブルを起こした場合も取り除くことができずに治療そのものが極めて難しい可能性があり、おすすめできません。過去にはシリコン、オルガノーゲン、パラフィンなどの非吸収性による注入療法で悲惨な結果を引き起こした事実があります。

コラーゲン・ヒアルロン酸の安全性は?
 コラーゲンやヒアルロン酸は注入後に徐々に体内で吸収される吸収性注入材料になります。使用する製剤によって吸収されるまでの期間は3~12カ月と、効果の持続時間に制限はありますが、安心して治療を受けることができます。吸収されて元の状態に戻ってきたときに繰り返し注入することができ、治療効果が満足のいかない時でも吸収されるのを待てば自然に元の状態に戻ります。当院ではアレルギー反応を起こす可能性を考慮して、コラーゲンでの注入治療は行っておりません。

注入材料は専門のホームページでチェック!
 注入療法を実際に受けるとなれば、安心して使える注入材料を選んでいただきたいと思います。(公社)日本美容医療協会のホームページでは、各種注入材料の製品名や製造メーカーのほか、副作用などの情報を掲載しています。薬剤の確認にお気軽にご利用ください。

社)日本美容医療協会のホームページ http://www.jaam.or.jp/
美容医療トピックス>現在使用されている「注入材料」の調査』をご確認ください。

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