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上まぶたのくぼみは脂肪の減少がその原因で、その治療法には次の2つの方法があります。

脂肪粒注入法
体の他の部分から脂肪を吸引、採取して、その脂肪をまぶたのくぼみに注入します。
注入された脂肪の吸収率は個人差がありますが2週間で概ね65%が吸収され、たまには1度の手術ですむ方もおられますが、多くの場合、2回〜3回の手術が必要です。
瞼の皮膚は薄いため注入は深い部分(眉の下)に行います。欲張って小じわまで取ろうとして浅い部分に注入すると凹凸が目立つことがあります。
(2) 真皮脂肪組織移植法
上腕の内側などの軟らかい部分から皮膚と脂肪組織を切除して、その脂肪と真皮の塊を、まぶたの切開口からくぼみの部分に移植します。
この方法の欠点は、(1)と同じく約30%が吸収されることの他に、まぶたと体に傷をつけることです。
真皮脂肪組織移植法

まぶたのくぼみにたいしては(1)の方法をおすすめします。
また、高年令の方の場合、まぶたのくぼみが治ると、皮膚のタルミが出現する場合もあり、その時はタルミをとる手術を考えねばなりません。
従いまして、くぼみと同時にタルミもとりたいという方の場合、脂肪の吸収率の少ない(2)の方法を選択できます。

どちらの方法でも、手術後1〜3ヶ月位は目をつぶると、凹凸が見えたり、シコリを感じたりしますが、次第に脂肪がなじんで改善されていきます。





コメカミの凹みの修正は、顔の上半分をふっくらさせる上では効果的な手術です。
頬骨が出っ張り過ぎて凹んで見える場合を除き、脂肪注入か側頭筋の下で骨膜下に、シリコンプレートを入れて膨らませます。
この部分は脂肪注入しても吸収率が大きいため、数回の治療を必要としますので、シリコンの方が確実で良い方法だと思います。

手術法
耳の上から3cm位の側頭部の髪の中を3cm位切開し、側頭筋の下を剥がし、コメカミ部分の骨膜下にシリコンプレートを埋入します。


頬、「こめかみ」などがくぼむと、実際の年令より老けてみられます。
若い人でも、あるいは、年をとってきて、頬やこめかみがくぼんで見える場合、その原因としては3つのことが考えられます。

頬骨やエラが
張り出している
このような場合に、脂肪注入の方法では、張り出し過ぎた頬骨やエラという欠点にあわせるために、顔がますます大きくなってしまいます。従って、はりだしすぎたエラた頬骨を手術するべきと考えます。
この手術は、頬骨の場合、髪の毛の中を切開して、頬骨を切り上方に移動することで頬骨の出っ張りを治します。

エラの場合は口腔内を切開して下顎角を切除します。
全身麻酔で手術を行いますので、そのための検査や入院も必要になり、顔の腫れがひくまでに最低約2週間〜1ヶ月はかかります。
頬骨の場合は、タルミも同時にとることができますので、年令の高い方では一石二鳥の手術であるともいえます。
タルミが原因
頬骨の上の部分と口の横にタルミのためのふくらみが出てそのため頬がくぼんで見える方の場合、仰向けに寝て鏡を見た際に頬の部分がふっくらして見える状態であればフェイスリフトというタルミとりの手術の適応になります。
脂肪が少ない、
老化とともに脂肪が
減少してきた
脂肪注入が最も有効といわれているのは、「まぶた」と「頬」ですが、注入された脂肪は、個人差はありますが吸収されて減少してきますので、最低、2回の手術が必要と考えてください。2回目の手術は1回目の3ヶ月以降に行えます。

1回で多量の脂肪を注入することも可能です。瞼の場合と同様、吸収後の残る脂肪も多く効果も大きいのですが、1ヶ月以上も膨らみ過ぎた状態を我慢して頂かなくてはなりません。従って、仕事をお持ちの方などは、費用と回数はかさみますが、徐々に脂肪を増やしていくほうが良いのではと思います。

また、「こめかみ」の部分は、乳房と同じく脂肪の吸収率が大きい部分ですので、髪の毛の中を切開して、「こめかみ」の筋肉の下にシリコンのプロテーゼを入れる方法のほうが確実で良いと思います。




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