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“わきが”と“多汗症”を混同しておられる方が非常に多くおられますが、まったく別のもので、手術の適応となるのは臭いのある“わきが”の方です。

全切除法
わき毛の生えている部分を切除する方法ですが、傷あとが大きく、長くなりますので、最近では用いられなくなりました。
セン除法

わきの下を約3cmほど切開し、わき毛の生えている部分にあるアポクリン腺を切除します。この方法では出血の予防と薄くなった皮膚を癒着させるために厳重な固定が1週間必要ですので、片方ずつ手術した方が患者さんは楽かもしれません。
傷あとは半年間は赤く、硬くなり、目立ちますが、1年くらいたつとかなり目立たなくなります。

超音波法
超音波が組織を破壊する能力を利用して、アポクリン腺を破壊する方法です。この方法での傷あとは、2.の方法と大差ありませんが、出血が非常に少ないので、それほど厳重な固定はいりませんが、セン除法とくらべると臭いが残る可能性はやや高くなります。
吸引法

脂肪吸引の機械の先端を細工したもので、アポクリン腺を吸引除去しようとする方法ですが、傷が小さくてすむという利点はあっても効果が不確実な上、脳腫(脂肪のかたまり)再発率も高く、あまり良い方法とは言えません。


【手術の問題点】
手術法がいくつもあるということは、どの方法にも長所・短所があるということです。この手術の目的は臭いをよりたくさんとることですから、傷あと云々よりもそのことを優先させるべきです。臭いをとるためにはわき毛がなくなりますので、男性ではそのことが問題となります。どうしても気になる方は、後日植毛することも可能です。




手術の方法
基本的にわきがの手術法と同じですが、わきがと違い再発や手術部位周囲からの汗の増量により効果が少ないと言えます。
根本的な治療法は手術用の内視鏡による交感神経の切開法ですが、上半身の発汗はなくなるかわりに下半身に発汗があらわれるという副作用も報告されています。

手術以外の方法
ボトックス注射で、4〜5ヶ月位は発汗をおさえることができます。




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